アジアの安全保障情勢は、緊張が高まっている。中国の軍拡で台湾海峡と南シナ海は緊張し、北朝鮮は核ミサイルを増産し続ける。極東ではロシア軍もうごめく。
これら核保有国に囲まれた日本は、世界で最も危険な場所にある。岸田政権はこの現実を踏まえ、外交・防衛政策の基本方針にあたる「国家安全保障戦略」を改定する方針だ。
いまの戦略が定められたのは約8年前である。その後の変化を反映し、新たな戦略づくりを急ぐときだ。
自民党総裁選で議論になった敵基地への反撃力の保有も、検討する局面にきている。
米国はアジアで地上配備の中距離ミサイルを持たないが、中国は大量に配備済みだ。北朝鮮も変則的な飛び方をする核ミサイルを開発する。
日本は現在のミサイル防衛網だけでは対応しきれない。一定の反撃力の保有は防衛上、理にかなううえ、中朝への抑止力になる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD0739M0X01C21A0000000/
これら核保有国に囲まれた日本は、世界で最も危険な場所にある。岸田政権はこの現実を踏まえ、外交・防衛政策の基本方針にあたる「国家安全保障戦略」を改定する方針だ。
いまの戦略が定められたのは約8年前である。その後の変化を反映し、新たな戦略づくりを急ぐときだ。
自民党総裁選で議論になった敵基地への反撃力の保有も、検討する局面にきている。
米国はアジアで地上配備の中距離ミサイルを持たないが、中国は大量に配備済みだ。北朝鮮も変則的な飛び方をする核ミサイルを開発する。
日本は現在のミサイル防衛網だけでは対応しきれない。一定の反撃力の保有は防衛上、理にかなううえ、中朝への抑止力になる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD0739M0X01C21A0000000/