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<スペインテロ>実行犯を射殺か 体に「爆発物」 2017年8月22日 00時45分(最終更新 8月22日 00時47分)
https://mainichi.jp/articles/20170822/k00/00m/030/109000c 【ブリュッセル八田浩輔】スペイン北東部バルセロナとカンブリスの2都市で起きた連続テロ事件で、地元警察は21日、バルセロナ西方のスビラッツで爆発物のようなものを体に巻いた男1人を射殺したと明らかにした。AFP通信は捜査関係筋の話として、射殺されたのは、バルセロナでのテロで車を運転していた実行役で、逃走していたユネス・アブヤクブ容疑者(22)の可能性があると報じている。
アブヤクブ容疑者はバルセロナでのテロでの唯一の実行役とみられており、テロ直後から逃走していた。
射殺報道に先立ち、2都市のあるカタルーニャ州政府は21日、テロの死者数が1人増え、計15人になったと発表した。ロイター通信などが報じた。15人目はスペイン人の男性。アブヤクブ容疑者が、テロ直後に逃げる際に使った別の車の中から、刺された状態で見つかったという。アブヤクブ容疑者はこの車で逃げた後、警察の検問で乗り捨て、再び逃走。スペイン国内などでは武装している可能性の高い容疑者が逃走していることに警戒感が広がっていた。
アブヤクブ容疑者=AP