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虐待通報 面談拒否は弁護士などに協力要請 社会保障審議会素案
2018年11月30日 4時28分
虐待が疑われる通報が増加する中、緊急性が高いケースでは子どもを確実に保護する必要があるとして、厚生労働大臣の諮問機関である社会保障審議会は、面談を拒否された場合は、児童相談所が弁護士や警察官のOBに協力を求めて対応にあたるべきだとする報告書の素案をまとめました。
ことし3月、東京・目黒区で、5歳の女の子が両親からくり返し虐待を受けて死亡した事件では、香川県から引き継ぎを受けた東京の児童相談所が、家庭訪問をしたものの面談を拒否され、女の子の姿を確認できていませんでした。
これを受けて、厚生労働大臣の諮問機関である社会保障審議会のワーキングチームは、児童相談所の在り方に関する報告書の素案をまとめました。
それによりますと、緊急性が高いケースでは、子どもを確実に保護する必要があるとして、面談を拒否された場合は、児童相談所の職員だけではなく、法律の専門知識を持つ弁護士や警察のOBに協力を求めて対応にあたるべきだとしています。
さらに、児童相談所に配置され、相談や調査にあたる児童福祉司が、保護者が引っ越ししたとしても、引っ越し先の市町村に確実に情報を伝えるなど、市町村と児童相談所の連携を強化すべきだとしています。
ワーキングチームは来月上旬にも報告書をまとめ、厚生労働大臣に提出することにしています。
虐待通報 面談拒否は弁護士などに協力要請 社会保障審議会素案
2018年11月30日 4時28分
虐待が疑われる通報が増加する中、緊急性が高いケースでは子どもを確実に保護する必要があるとして、厚生労働大臣の諮問機関である社会保障審議会は、面談を拒否された場合は、児童相談所が弁護士や警察官のOBに協力を求めて対応にあたるべきだとする報告書の素案をまとめました。
ことし3月、東京・目黒区で、5歳の女の子が両親からくり返し虐待を受けて死亡した事件では、香川県から引き継ぎを受けた東京の児童相談所が、家庭訪問をしたものの面談を拒否され、女の子の姿を確認できていませんでした。
これを受けて、厚生労働大臣の諮問機関である社会保障審議会のワーキングチームは、児童相談所の在り方に関する報告書の素案をまとめました。
それによりますと、緊急性が高いケースでは、子どもを確実に保護する必要があるとして、面談を拒否された場合は、児童相談所の職員だけではなく、法律の専門知識を持つ弁護士や警察のOBに協力を求めて対応にあたるべきだとしています。
さらに、児童相談所に配置され、相談や調査にあたる児童福祉司が、保護者が引っ越ししたとしても、引っ越し先の市町村に確実に情報を伝えるなど、市町村と児童相談所の連携を強化すべきだとしています。
ワーキングチームは来月上旬にも報告書をまとめ、厚生労働大臣に提出することにしています。