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日本株ことし最長の4日続落へ、欧州景気の減速懸念−輸出や金融売り
長谷川敏郎
2019年3月8日 7:53 JST
→ECBは19年の経済成長見通しを1.1%と、0.6ポイント引き下げ
→米10年債利回りは2.64%に低下、米国株は4日連続安
8日の東京株式相場はことし最長の4日続落となる見込み。欧州中央銀行(ECB)の経済見通し引き下げや米金利低下を受けて電機など輸出関連、素材、銀行など金融株が下げそう。業績悪化の川崎汽船を中心に海運株も安くなる公算。
ECBは7日、地政学的要因や保護主義の脅威などを理由に2019年のユーロ圏経済成長見通しを1.1%と、昨年12月時点から0.6ポイント引き下げた。米10年債利回りは2.64%と5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下、米国株は4日続落した。川崎船は今期最終赤字が従来見通しから800億円膨らむと発表。
アイザワ証券の清水三津雄日本株ストラテジストは「欧州の景況感は中国の景気減速を受けてさらに悪化しており、世界的に景気の減速が鮮明になってきた。投資家がリスク資産のポジションを減らす動きが出ている」と指摘。日本についても「年後半に消費増税を控えて景気に悲観的にならざるを得ない。リスク資産縮小の流れが波及しそう」とみていた。
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