
政府
SPEEDI、利用避難に「不確実性やリスクある」
毎日新聞 2017年7月24日 22時30分(最終更新 7月25日 00時04分)
政府は24日、局長級職員でつくる原子力災害対策関係府省会議を開き、
原発事故時に放射性物質の拡散を予測するSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)を、
避難のタイミングや方向の決定に使うには不確実性やリスクがあるとする見解を改めて確認した。
SPEEDIを巡っては、原子力規制委員会が避難に使えないとする一方で、
政府は「自治体が自らの責任で使うのは妨げない」とする方針を昨年3月11日に決定した。
避難に使えるかどうか明確にするよう、自治体側から求められていた政府が検討し、結局、規制委と同じ結論になった。
ただし、自治体の裁量で使うことはこれまで通り認める。
※以下略
https://mainichi.jp/articles/20170725/k00/00m/040/119000c