
「20人に1人がPSVRを所有している」SIE社長がPS4ユーザーへのVR普及率についてコメント
PlayStation 4(PS4)の全ユーザーのうち、20人に1人がPlayStation VR(PSVR)を所有していることが明らかとなりました。
この事実は、2019年4月1日に就任したソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の新社長兼CEO、Jim Ryan氏へのインタビューで明らかになりました。
PSVRは「当初の想定を上回る結果を出している」
Ryan氏は米メディアCNETへのインタビューで、以下のようにコメントしています。
(現行のPSVRは)我々の当初の想定を上回る結果を出しています。客観的に見て、PS4を購入し、
ゲームや周辺機器を購入する財力を持つユーザーの20人に1人がPSVRも購入し、更にゲームや(VRの)周辺機器を購入してくれているのですから。私はこれらの結果に満足しています。
2019年6月現在、PS4本体の売り上げは約1億台に到達しようとしています。2019年3月にはPSVRの累計販売台数が420万台を突破したことが発表されており、
これらのデータから、現在のPSVRの販売台数は約500万台に到達していると推測されます。
次世代モデル「PSVR 2」の開発も進行中?
SIEは現在、次世代PlayStationの開発に取り組んでおり、この次世代機では現行のPSVRがそのまま使用可能であることが明言されています。
また、次世代VRヘッドセット(いわばPSVR 2)を、次世代PlayStationと同時にリリースする予定がないことも判明しているなど、徐々に情報が明らかになりつつあります。
一方でSIEは複数のVR関係特許を出願しており、内部ではPSVRの改良型、あるいはPSVR2の開発が進行していることも推測されます。
https://www.moguravr.com/psvr-11/