フジ・メディア・ホールディングスは社外取締役7人の要請をふまえ、23日午後、本社で臨時の取締役会を開きます。
一連の報道を受けてフジテレビの港浩一社長は、今月17日、記者会見を開き、弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げる方針を示しましたが、独立性が担保されているか不透明だという批判が出ていました。
今週になってフジ・メディア・ホールディングスの株主の7%あまりを保有するアメリカの投資ファンドや社外取締役などからこれまでの対応を見直して独立した第三者委員会を設置すべきだという意見が相次いだことをふまえこのあと開かれる取締役会では日弁連=日本弁護士連合会のガイドラインに基づく独立した第三者委員会の設置について協議することにしています。
これに続いてフジテレビは臨時の取締役会を開き、親会社の議論の結果を受けて第三者委員会を設置する見通しです。
一方、大株主の投資ファンドは開かれた形で早期に記者会見を開くよう求めていてフジテレビがどのような広報対応をとるのかも焦点となります。