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3月23日の参議院財政金融委員会で、自民党の松川るい議員が太田充理財局長に対し理財局内の残業の実態について説明を求め、太田理財局長が該当部署の半数がこの3週間で残業100時間を超えていると説明する場面がありました。
太田理財局長が残業の実態を説明
太田理財局長は文書書き換え問題に対応している部署が理財局内では総務課、国有財産企画課それに国有財産業務課等であるとした上で、それらに所属している職員50名のうち、半分が3月2日の朝日新聞報道以降、3月21日までに残業時間が100時間を超えていると説明。
松川議員は「月単位に直したら150時間は超えるんじゃないか」また自身が知人から聞いた話によると「200時間を超えている人もいるという話」だと指摘、厳しい追及で理財局を追い詰める議員らを牽制するかのようにこう語っていました。
松川「私は森友問題の解明を大事だと思ってるんですが、職員を過労で倒れさせたりすることを正当化出来ないと思います」
太田理財局長はまた、職員のケアについてカウンセラーの活用以外では残業時間を減らすため、今回の問題に直接関係しない部署の職員も総出で協力させることで「少しでも負担を減らすように」配慮しているといい、厳しい実態を明らかにしていました。
こうした状況にある中、3月20日には立憲民主党の逢坂誠二議員らが大勢のマスコミを引き連れて理財局を訪れ、鍵がかかっているとしてガンガンガンガンとドアをノックしたり、シャットアウトされたとして財務省内で急きょ会見を開き「こんなバカなこと許してはいけない!」と語る動画を公開していました(関連記事)。
(略)