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金沢市は不要になった制服を回収し、必要としている子どもたちへ無償で提供する取り組みを始めました。 金沢市が1日から始めた「制服リユース」の取り組み。リユースとは、使用済みの製品をごみにせず繰り返し使うことを意味します。 （リポート） 「沢山の思い出が詰まりゴミにはしづらい制服。その制服をこの回収ボックスに入れると次に使ってくれる人へ届きます」 仕組みは次のような形です。 着なくなった「学校指定の制服」を児童館など市内14カ所に設置されたボックスに持っていきます。集まった制服は市から委託された業者がメンテナンスし、必要としている子供達へと届けられます。 制服バンク石川の担当者: 「お寄せ頂いた制服は最初に名前を消してポケットの埃をとります」 市内にある「制服バンク石川」。集まった制服はまずここでほつれを直し、ボタンをつけるなど手入れをしてもう一度使える状態に戻します。 一方、破れていたり、穴が開いていてリユースできないものは、ボタンなどの部品を取り除きリサイクルにまわします。 制服バンク石川の担当者: 「制服を買うとなると新品を買うことが多くなるんですけど、その選択肢の中に最初からリユースというものも選択肢に入れて貰って、それこそが持続可能な社会に、よりよい社会につながると思うので、それを選んで欲しいなと思います」 思い出が詰まった制服を次の人へ。SDGs17の目標のうち「12・つくる責任つかう責任」を目指します。 金沢市の担当者: 「使った制服はごみとして捨てることが多いと思うんですけど、リユースとして最後まで使いきって頂く。リユースは決して格好悪いことじゃないですので、利用者の方も気軽にボックスに入れて頂きたいと思います」 回収期間は8月末までで、今年の12月頃に開く予定の無償提供会で必要な子どもたちに配られるということです。 石川さんLiveNewsイット　https://www.ishikawa-tv.com/minnano_news/ （2022年8月2日放送） #SDGs #制服 #リユース #金沢市