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0:05 はじめに 0:26 ゾルピデム(マイスリー)の特徴と不眠治療・睡眠薬について 4:46 ゾルピデム(マイスリー)と似た薬との違い(エスゾピクロン・エチゾラム・レンボレキサント) 6:25 ゾルピデム(マイスリー)の使い方(無効時、減薬時の対策も含め) 7:48 まとめ ゾルピデム(マイスリー)は、代表的な超短時間型のベンゾジアゼピン系類似の睡眠薬であり、主に寝付けない状態(入眠困難)に効果を期待します。不眠はうつ病・適応障害などの悪化要因でもあり早期治療が大事で、可能なら薬以外の対策や依存ない薬で対応しますが、それが難しい場合に、ゾルピデム(マイスリー)等のベンゾジアゼピン系類似の睡眠薬を使う事があります。 精神科医が要点を約8.5分の動画にまとめています。 出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長) こころ診療所吉祥寺駅前 https://kokoro-kichijoji.com 府中こころ診療所 https://fuchu-kokoro.com チャンネル登録お願いします https://www.youtube.com/c/こころ診療所チャンネル ↓↓内容の詳細は下記になります。 (1)はじめに:睡眠薬ゾルピデム(マイスリー) 心療内科精神科の薬。今回はゾルピデム(マイスリー)についてやっていきたいと思います。よろしくお願いします。この心療内科、精神科の動画では、主にメンタル分野のいろいろな薬について紹介していきます。今回は寝付きについて使う薬としてのゾルピデム(マイスリー)ということを紹介していきたいと思います。 (2)概略:ゾルピデム(マイスリー)とは まず、このゾルピデム(マイスリー)とはということですけれども、これは代表的なベンゾジアゼピン系類似の睡眠薬の一つになります。 いわゆる超短時間型・効き目の短いものでありまして、主に入眠困難、寝つきが悪いということに効果を期待します。 ベンゾジアゼピン系類似でありますけれども、ふらつきや依存に関しては少し少ないことが期待されるものになります。 (2)不眠治療の大切さと、不眠治療の3段階 この不眠、非常に治療が大事ということがあります。なぜならば、まずうつ病や適応障害のはじめの症状・サインのことがあるというのが一つ。 その上でうつ病や適応障害の悪化してしまう要因になるということがありますので、見つけたら早めに治療することが大事になってきます。 不眠の治療は大きく言うと3段階。まずは薬以外の治療を試みていきまして、それでも難しければ依存がないタイプの睡眠薬を使う。 それでも難しい場合に、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬を使っていく。ゾルピデムは、このベンゾジアゼピン系類似になってきます。 (3)ベンゾジアゼピン系睡眠薬とは ではベンゾジアゼピン系睡眠薬ですけれども、これは以前から使われる即効性があるタイプの睡眠薬になります。 持続時間がいろいろありまして、それによって効果のある不眠のタイプが違ってくるというものになります。 今回のゾルピデムのような「類似した薬」も含めるとさまざまな種類のものがあるということになります。 (4)睡眠薬の持続時間と、合う不眠の種類について 持続時間についてちょっと見ていきますけれども、大きく分けると超短時間・短時間・中間型この3つに分かれます。 代表的な薬をそれぞれ見ていくと、超短時間ではゾルピデム、今回扱うゾルピデム(マイスリー)、短時間ではブロチゾラム(レンドルミン)、中間型ではニトラゼパム(ベンザリン)があります。 どんな不眠に効くかというと、まず超短時間型に関しては寝付き・入眠困難に対して効果があります。短時間型に関しては、入院困難と中途覚醒(途中で目が覚める)、両方程よく効くということになります。 中間型に関しては効き目が長いので、中途覚醒・途中で目が覚めてしまう方に効果があります。 不眠の種類と持続時間について詳しく見ていきますと、不眠は大きく言うと2つです。入院困難と中途覚醒群、中途覚醒群は細かく言うと中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害ありますけれども、寝つけないグループと途中で覚めてしまったりするグループになります。 薬によって求められるものとしては、入眠困難に関しては寝付きの部分・はじめの立ち上がりの強さを求められます。一方で、中途覚醒群に関しては、続く・持続時間が長いということが求められます。 なので超短時間型、効き目の短いものに関しては入眠困難に効きますし、中間型・長いものに関しては中途覚醒群に効果があると、短時間型に関しては中間でその両方程よく効くということになります。 (5)ゾルピデム:厳密には「非ベンゾジアゼピン系睡眠薬」 厳密に言うと、ゾルピデム(マイスリー)は「非ベンゾジアゼピン系睡眠薬」ということになります。 これを少し詳しく見ていくと、まずこれはゾルピデム・エスゾピクロン・ゾピクロン、この3種類が日本では使えるものになります。 ベンゾジアゼピン系と比べると、ふらつきや依存の少なさというところを期待するところがある。 ただ基本的な効き目の枠組みはベンゾジアゼピン系と大差はないので、似たものとして扱っていきたいと思います。 (6)ゾルピデム(マイスリー)の副作用と、やってはいけない事 では、ゾルピデム(マイスリー)の主な副作用ですけれども、大きく言うと2つ、一つは依存のリスクがあるというところ、もう一つがもうろう状態というところがあります。 で、このもうろう状態を防ぐためにやってはいけないことを2つ挙げていきますけれども、1つ目は飲酒お・酒を飲んでからすぐ(薬を)飲んでしまう。こうすると、相互作用といってより強く効き過ぎてしまって、いわゆる悪酔いの状態・もうろうとした状態になってしまうので、これはやめてください。 2つ目としては、薬を飲んでから色々動いてしまうということ。そうすると半分お薬が効いていても半分動いて起きている、そういう状態いわゆるもうろう状態になってしまいますので、これは危険があります。なので飲んだら寝ることになるべく専念するということでお願いしたいと思います。 (7)ゾルピデム(マイスリー)と似た薬と、それらとの違い このゾルピデム(マイスリー)と似た薬ですけれども、まず時間が近い超短時間型で見ていきますと、エスゾピクロン(ルネスタ)・ゾピクロン(アモバン)・エチゾラム(デパス)が似た薬になります。 少し長いもの「短時間型」でいきますと、ブロチゾラム(レンドルミン)、リルマザホン(リスミー)などが似た薬になります。 もっと長いもの中間型ということになりますとニトラゼパム(ベンザリン)・フルニトラゼパム(サイレース)この2つが似た薬になります。 ではこの「時間も含めて似た薬」との比較というところで見ていきたいんですけれども、まずはエスゾピクロン(ルネスタ)との違いです。 これは両方とも超短時間型の非ベンゾジアゼピン系睡眠薬というところでは共通しているんですけれども、少し違う点としては、まずゾルピデムの方が効果がやや早く効く一方で、短いというところが特徴です。 2つ目としては、量の調整というのはエスゾピクロンと比べるとちょっとやりづらいところがあります。 一方で、エスゾピクロンにあるような「苦み」、これは、このゾルピデムではあまり目立たないということがあります。 続きまして、エチゾラム(デパス)との違いですけれども、これは両方とも超短時間・寝つきに効く薬ですけれども、違いとしてはまずはふらつきの少なさをゾルピデムでは期待するというところ。 もう一つ依存は相対的に少ないということを期待するというところがあります。 一方で、不安や緊張への効果に関しては、エチゾラム(デパス)が適していますので、不安や緊張で眠れない方にはエチゾラムの方がいい場合があります。 3つ目としては、レンボレキサント(デエビゴ)との違いですけれども、これはどちらも寝つきに対して使う薬ですけれども、効く場所が違います。 なので、ゾルピデムの方がまず依存がちょっとあるというのが弱点。 効く場所が違うので、片方が効かなくてももう片方は効くということで効くことがあるということです。 で依存がないということで、ゾルピデムからレンボレキサントに変える場合があるんですけれども、これを一気に変えてしまうと離脱症状ということがあるので、変える時はゆっくり変えることを心掛けていただけたらと思います。 (8)ゾルピデム(マイスリー)の実際の使い方 ゾルピデムの実際の使い方ですけれども、基本的には5ミリグラムというのが標準になりますで、高齢者の方以外あまり効かない方に関しては10ミリグラムまで増やすことがあります。(添付文書では、「5-10㎎、高齢者は5㎎から開始」となっています) 基本的には寝る30分前を目安に使います。 そして、飲んだら、もうなるべくリラックスしてあまり動かず、寝る準備をするということでお願いします。 あまり効かない時どうするかということですけれども、まずは生活リズムを整えるなど、薬の方法以外薬以外の方法を並行した上で、それでも厳しい場合、寝付けない場合であれば増薬・薬を増やすか、変薬・似た薬に変えるかということを検討していきます。 途中で目が覚めてしまうという場合は、より効き目の長い薬に替えることを検討していきます。 ふらつきや朝残ってしまう場合は、薬を原則減らすということを検討していきます。そして、 薬の減らし方ですけれども、いきなり中止をすると、リバウンドでの不眠のリスクがありますので、徐々に減らすということがコツになってきます。 減らした時、やはり体は慣れないということで眠り浅くなるんですけれども、眠りが浅いだけであれば、徐々に慣らしていくといいと思います。ただ、寝れなくなってしまうと影響強いので、その時は戻すといいと思います。 依存のないレンボレキサントに変薬・変えるということも一つのやり方としてあるんですけれども、一気に変えるとこのゾルピデムの離脱症状が出てしまいますので、徐々に変えるということが必要になってきます。 (9)まとめ 今回は、心療内科・精神科の薬ゾルピデム(マイスリー)について見てきました。このゾルピデム(マイスリー)は代表的な「寝つきに効果のある」ベンゾジアゼピン系類似の薬になってきます。 不眠の治療はうつなどの予防や治療にとって非常に大事になってきます。薬以外・依存のない薬で、やはり難しい場合がありますので、その時はこのゾルピデムなどが候補になってきます。 依存には注意がどうしても必要になってきますので、薬が効いてきて改善してきたら、薬以外の対策を並行しておこなっていきまして、薬を減らしたり変えたりというのを検討していただけたらと思います。 こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station) 府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887) こころ診療所吉祥寺駅前(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-4-3ニューセンタービル6階、☎0422-26-5695) #ゾルピデム #マイスリー #睡眠薬 #超短時間型  #眠れない  【解説者】 医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎 精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医) 2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。
ゾルピデム(マイスリー)【寝つきに特化した睡眠薬、精神科医が8.5分でまとめ】ゾルピデム(マイスリー)【寝つきに特化した睡眠薬、精神科医が8.5分でまとめ】ゾルピデム(マイスリー)【寝つきに特化した睡眠薬、精神科医が8.5分でまとめ】ゾルピデム(マイスリー)【寝つきに特化した睡眠薬、精神科医が8.5分でまとめ】
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